前回は、「年間コスト」に関してお話させていただきました。
前回のブログです。↓
新車で購入する方がお得なおすすめの車種やカテゴリー①|オートバックス・カーズ富山
ここからは、なぜ新車が絶対といえるほどお得な車種が出てくるのか?と、言うことです。市場経済の価格の基準は、独占事業などでない限り「需要と供給」のバランスで決まっているということはご存じの方が多いと思います。と、言うことは単純に新車の供給が多ければ必然的に中古車も増える。そして、増えた中古車に対しての需要の大小が買取価格の相場を決めていくということです。中古車は、安いものが100%ダメなわけではありませんが、良いものには当然ながら高値が付くという当たり前のことです。
新車や未使用車がお得とも言えますが、結論は中古車が割高ということです。
ただ、車には不確定な要素もあり、走行距離や年式、色、グレード、オプションの装備状況でも大きく変わります。カラーの選択は結構重要です。
本日は軽自動車編
いい例である、軽トラック
「軽トラ」と呼ばれるカテゴリーは、農繁期のみの需要や乗る頻度からか、新車で買うというより手ごろな中古車を探すニーズが非常に大きいイメージがあります。しかも、軽トラが検討に入ってくる方は諸々の状況上、軽トラもしくは軽バン以外の選択肢をお持ちでない方が非常に多いと言ことです。常に使うわけでもない。でも、ないと都合が悪いというタチの悪い状況の方もおられると思います。いくら中古といえど、程度の悪いものは避けたいのが普通の心理だとすると、必然的かつ断定的に中古市場の価格が上昇します。特に10年以内で10万キロ以内の軽トラックは引く手あまたです。しかも最近はPS(パワステ)PW(パワーウインドウ)AC(エアコン)は3種の神器で装備として当たり前となってきており、キーレスなどの装備も需要が上がってきています。雪国では必須の4WDモデルはさらに高値になります。私たちの富山もほぼ需要は4WDです。これも「需要と供給」のバランスですね。市場の流通数が少ない=中古車は高値で取引される=買取価格が高いという方程式になります。しかも、皆さん意外かもしれませんが、日本の中古車は全世界で大人気です。ほぼ、どの車種も輸出されているといっても過言ではないですが、日本の軽自動車は「ガラパゴス」と言われています。なぜなら世界各国に660ccの規格は存在しません。それでも軽自動車がアジア各国やアフリカなどへ輸出されるので国内の中古車市場価格の上昇要因となります。ただ、一概に悪いとは言えず、買取価格の面では輸出を含めた総需要が価格を押し上げていることをお忘れなく・・・。
ただし、どの車も必ず海外で好んで使われる装備があり、グレードやメーカーオプションの選択一つでも、人気車と不人気車の明暗を分けているのです。
よって新車購入がおすすめのカテゴリー①は、
日本発軽自動車規格のトラック「軽トラ」です。
続いて、N-BOX・タント・スペーシアのハイトワゴン(スライドドア付き軽自動車)
もはや国民車化し、以前のカローラやサニーのような輝きのカテゴリーです。
なんと、この3車種で月販5万台近くの販売台数を稼ぎ出す!モンスター車種ですね(‘ω’)つい先日新型化したタントは、初動で3万台オーバーのセールスです。売れすぎ((+_+))です。
このカテゴリーの車種は、需要も供給も高いです。
ただし、装備でも複雑に価格が入り組みます。例えば、電装スライドドアがついているか?両側電動スライドドアか?スマートキー付きか?衝突軽減ブレーキ付きのモデルか?など種々の諸条件が整いだすと大変高めの価格になってきます。
ですので、全体的に中古車の相場としては特に高年式は高い水準です。ですが、うまく色を青や赤などにするとぐっと下がってきます。ただ、カスタムグレード、希少なターボモデルや4WDモデルなどはかなり割高です。このあたりも悩んだら新車の方がお得感が強いですね。ちなみに輸出に強いカテゴリーでもないので、車の程度=車両の価格が成立しやすい国内での需要が非常に高いカテゴリーです。
新車や未使用車がお得とも言えますが、結論は中古車が割高ということです。
番外編
今後、上がってくるかな?と車屋の経験でビンビン感じる軽自動車は意外な1択で「S660」です。
軽のオープンカテゴリーは、以前ならビート・カプチーノでしたが、今はS660とコペンです。コペンは丸目の前型に比べると元気がないです。(もとオープンカー乗りとしては実は電動ハードトップってめちゃ魅力的です。)現在でも前型の低走行車の最終アルティメットエディションⅡなどは高いな~と思います。
↑10年後ぐらいの期待の新人です。ライトウエイトでエンジンはよく回って今現在の月間販売台数が多い訳ではない!と、言うことでたとえそうならなくても責めないでくださいね。
普通車編?つづく・・・
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